代表挨拶
時代に先駆け培ってきた再生技術を いま、地球の未来のために。
ISONOは1957年の創業以来、プラスチックを専門に扱うリサイクラーとして業界に先駆け、絶えず資源の有効活用や環境保全に取り組んできました。
その歴史は石油を原料とする素材上、またリサイクル事業という性質上、常に時代の波に翻弄され、70年代の2度に渡るオイルショック以降、苦境に立たされる場面が幾度となく訪れましたが、1997年、日本で採択された“京都議定書”により一筋の光明が差しました。
環境問題の分岐点、それは同時にこれまでISONOが日々、積み重ね、磨きをかけ、高めてきた再生プラスチックの技術やノウハウが、地球温暖化をもたらすCO²の排出量削減に大きく貢献し、未来を支える重要な鍵になると確信した瞬間です。
さらに、2015年には、第21回気候変動枠組条約締結国会議(COP21)において“パリ協定”が採択され、翌年の発効を受けて、世界196カ国・地域すべてが参加する、2020年以降の地球温暖化対策に関する新たな国際ルールが定められました。今後、各国はCO²をはじめとする温室効果ガス削減の目標に向け、より一層、動きを加速していく必要性に迫られています。
創業から60年。地球環境の未来のために。
かつて、プラスチックはゴミにしかならない、再生は難しいという先入観から、誰も踏み入ろうとしなかった未開の地に先陣を切って進み、独自の生産加工技術を追求してきたISONO、だからこそ果たせる使命があります。
「今こそ地球に恩返し」を経営理念に、自動車業界のトップメーカーも認める高品質な再生プラスチックを通じて、日本はもとより、広く世界の環境保全に貢献できる企業を目指し、社員と共に成長しながら、弛まぬ努力と挑戦を続けます。
代表取締役社長 磯野正幸